では撮影に入る前のスマホの設定でフレームレートの設定を変更しましょう。iPhone でしたら 設定からカメラ ビデオ撮影1080p hd/60fpsに、スローモーション撮影を720p hd/240 fpsに設定しておきます。
iPhoneのバージョンによって数値が変わってくるのでしょうが、ビデオ撮影とスローモーション撮影を解像度の高い、HDでコマ数の多い設定にすることが大切です。
この設定をすることで、スマホでは最高基準の解像度で撮影できることになります。4Kにまではしないで大丈夫です。
今度はグリッドを表示させる設定です。
これも設定画面からカメラ グリッドのところをタップするとグリッド表示できます。
*グリッドとはカメラの表示画面を9分割の線を表示してくれる機能のことです。
これをすることで撮影のバランスや角度よりわかりやすくなる利点があります。
次に必要最低限のiPhoneのビデオ撮影でできることを確認しましょう。
○ ズーム機能
○ カメラ切り替え
○ フラッシュ切り替え
ズーム機能は画面をピンチ操作することでズームイン、ズームアウトが可能になります。
カメラの切り替えは ホームボタンを右側にする形で横に持った状態では、右下にカメラ切り替えアイコンが出ます。それをタップすることで切り替えが可能になります。
フラッシュ切り替えは、稲妻のアイコン?をタップして切り替えを行います。
次にスマホの構え方です。これもいつも行き当たりばったりでスマホの持ち方が決まっていなかったら、安定しません。
基本スマホは横向きで撮影をします。ですからカメラが左上に来るようにポジションを決めましょう。
次はいよいよ動画撮影のしかたについてです。
まず、動画作成初心者は、カメラを固定せずに、動かしがちです。そうすると被写体がぶれて、あとから見ていると酔ってしまう映像を撮ってしまったりします。
そのようなことにならないためには、撮影の基本を抑えないといけません。そんなに難しいことではありません。
”動画撮影の基本とは撮影中はカメラを動かさない”と”1カット10秒撮影する”ということです。
細かくみていきましょう。
○ 動画撮影中にスマートフォン・カメラは動かさない
○ 歩きながら撮影しない
○ パンをしないカメラを左右に動かすこと)
○ ズームをあまりしない
○ 必ず1カット10秒撮影しましょう。
スマートフォン・カメラを動かさないですが、意外と簡単そうにみえてできません。どうしても動いちゃいます。
それを防ぐためにスタビライザーという便利な機材とかもあるのですが、今回は、それがない状態でのお話です。
スマホを両手で持ち、脇を締めるようにして撮影してください。
基本は歩きながらの撮影はしないほうがいいと思います。わざと臨場感を出すために歩いて揺れを演出する場合は除くと、きっちり止まって撮影することをおすすめします。
パン(カメラを左右に動かすこと)もあまりしないほうがいいです。慣れないうちは、パンする動きが早かったり、一定でないため、いい映像になりくいのです。
ズームも同様で、必要以上に使わないほうがいいと思います。
まずは、基本動かさずに被写体をしっかり撮ることから始めましょう。
そして最後の1カット10秒撮影するようにしましょう。はやく「撮れ高とれた!」と思っていても撮影秒数が2、3秒しかないことがあります。
せっかくキレイな景色なのに2、3秒だと、ほとんど何も見ることができません。まずは、必ず1カット10秒撮影するようにしてみましょう!
10秒程度じっとしておくのは我慢のいることです。それぐらいのカットがあれば後で編集しやすいのでやっぱり10秒ルールは大切になってきます。
まずは以上のことを気をつけて、撮影してみてください。