動画編集でやることは、切り取る、並び替える、重ねる、エフェクトをかけるの4つの機能に分けられます。
「切り取る」とは撮影したもののいらない部分をカットすることです。「並び替える」は切り取ったカットの順番を並び替えること、「重ねる」は画像・映像・テキスト(文字など)を重ねて、一つの作品に仕上げこと、「エフェクトをかける」とはカーラーグレーディング(映像の色合いを修正すること)、トランジッション(映像のカットのつなぎ目のやり方)合成処理、手ぶれ補正なども含まれます。
スマホのアプリでも「切り取る」、「並び替える」、カンタンなエフェクトをかける、はできます。
苦手としているのはテキスト挿入とかではないでしょうか・(文字とかも限られた種類しかありませんし、あまり凝ったものは作れないでしょう。
でもスマホのアプリでも一応カンタンな機能はできるので、スマホとかで映像を撮っている段階では、そのままスマホアプリで編集作業していてもいいと思います。
その段階からステップアップして、動画を取る機材がスマホから、カメラ、一眼レフカメラとかになってくると、パソコンに取り入れて編集しないとできなくなります。
この段階まで来たら、パソコンで動画編集に挑戦ということになります。スマホで動画を撮りアプリで編集しているので、どこでカットして、つないでという感覚はもう身につけられていると思います。
パソコンの動画編集ソフトも初心者向けのものから、プロが使っているよなものまでさまざまです。基本的にはどの編集ソフトでもいいのですが、
ただ気をつけたいのは動画編集ソフトで複雑なことをしようとすると、パソコンの性能がかなり高いものが必要になってきます。
自分が使用しているパソコンの性能を理解していないと動画ソフトを入れたものの、重たくて動かないということが起きてしまいます。
動画編集ソフトの推奨環境をよく調べて、動画編集ソフトを選ぶようにしましょう。いろいろやりたいことがあっても、パソコンのスペックが足りないということはよくあります。
それを防ぐのは、さきほどいった推奨環境を確認することと、動画編集ソフトの無料体験版の活用です。
多くのパソコンの動画編集ソフトは、一定の期間無料で体験させてくれるものが多いです。そこできっちりパソコンが動くかどうか試すようにしてください。
わたしも、AdobeのPremiere Proを使ってみようとしましたが、使用しているパソコンの性能が足りなくて使えないことがわかりました。
買ってからでは遅いので、購入する前に動画編集ソフトが使えるパソコンかどうかは確認しておきましょう。
macでしたらiMovieが標準装備されていますが、処理能力が少ないパソコンだと4Kとかの重い動画になるとなかなか動いてくれないこともあります。
動画編集はパソコンの性能を求める作業のようです。
ネットの閲覧、資料の作成程度でよかった人が、動画の編集をしたいと思っても、持っているパソコンではやりづらいことはよくあることだと思います。
でも、とりあえずは処理に時間がかかってストレスかかるなあと思っても、まずは持ってるパソコンでやってみたらどうでしょう。
そこでもっと編集時間を短縮しないとだめだと思う方は性能の良いパソコンの購入を考えたらいいでしょう。
そこまでは自分のパソコンの性能を相談して、動画編集ソフトを選ぶのも一つの手だと思います。
慣れてから、パソコンも動画編集ソフトもグレードアップしても遅くないですよ。